不動産サイトのSEOについて|不動産ホームページ制作專門のエリアビジネスマーケティング

もし、あなたがSEO業者から、◯◯市 不動産で上位表示できますよと。SEO対策について提案をうけているとしたら。

SEO対策会社の営業マンの話を聞く前に是非、知っておいて欲しい考え方があります。

私は年間200社以上の不動産会社さんとお話する機会があるのですが、不動産に関するSEO対策について、9割の方が間違えた認識を持っています。

今日は、実際に物件を探しているお客さまがどのようなキーワードで、ヤフーやグーグルで検索するのかについて考えるとともに、どのようなキーワードがSEO的に有効なのかについて解説します。

現在のSEO対策のトレンドについて

2010年ころまでは、リンクを多くもらえばもらうほどサイトが上位表示される時代がありました。

しかし、2012年以降、そのルールが大きく変わりました。

もしかしたら、あなたも

「ペンギンアップデート」
とか
「パンダアップデート」

という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

これらのアップデートは、グーグルさんがより良いコンテンツを上位表示させるために定期的に行なっているものです。

簡単にいうと

ペンギンアップデートとは、ユーザー(検索する人)にとって有益でないサイトは、評価されにくい
ということです。SEOを目的として、ただページを作っただけで、内容が充実していないサイトやリンクのまとめサイトなどは、評価が下がった例です。

グーグルのガイドラインに反するサイトの評価を下げるために行なったアップデートと言われています。リンクをより多くもらっているサイトが上位表示されていた際に内容がユーザーにとって有益でない、サイトが上位表示されることを排除するために、発リンクするためだけに作ったサイトの評価を落としたというものです。

パンダアップデートとは、サイトの内容や中身について、低品質とされるサイトの順位を下げて内容や中身がよりユーザーが求めているものを評価するというアップデートです。

ほかのサイトにかかれているものとほとんど重複しているサイト自動的に生成されたようなサイトサイト内の他のページと内容が重複するサイトの評価が下がった事例が多くありました。

では、どうしていけばよいかというと不動産SEOの場合、お客さまが物件について知りたいと思うであろう情報をきちんと書いていくことが一番の近道です。

具体的には、TOPページの対策も大事ではあるのですがそれよりも、物件詳細ページ、物件1つ1つのページのおすすめコメントをどれだけ充実してかけるかに集中することが良いです。検索結果の順位を気にするあまり、上位表示できたとしても内容がお客さまの求めているものでなければ、反響につながりません。

すごく愚直な対策となりますが、実際に物件をご案内する際に、お客さまに説明するような内容についても物件詳細ページに記載することが、今日からはじめることができる対策になります。

もちろん、これだけで上位表示されるわけではないのですが、少なくとも、サイトに訪れてくれたお客さまにとっては、ほかのホームページよりも、物件に詳しいサイトだなと思ってもらうこともできますし、この会社物件に詳しいな!と思ってもらいやすくなります。

そうすることで、反響数を増やしていくことができた事例がたくさんあります。

狙っているキーワードは需要があるの? SEO対策の費用対効果とは?

SEO対策を費用対効果で考えるという視点は、非常に重要です。多くの会社さんが費用対効果を正しく、把握していません。

あなたは、アクセスが集まるであろうキーワードで、どのくらいアクセスが集まるか御存知ですか?

例えば、「世田谷区 不動産」と検索した場合、どれだけのホームページが世の中に存在しているかというと、ヤフーで検索した場合、約80ページヒットします。そのうちの10位以内に入らないとそもそもアクセスがある可能性がほとんどありません。

さらに、最近では、スマートフォンで検索する方が7割を超えているので上位5位以内にはいらないと、アクセスされる確率は一気に下がります。実際に、表示される順位によって月間どれくらいアクセスがあるかを予測してくれるツールがあるのですが、

「世田谷 不動産」の場合

ヤフーの検索結果の1位に表示されたとしても月間 198アクセスしかないとされています。2位の場合は約3分の1の56アクセスです。

一般的な不動産サイトの反響率は、0.3%程なので、300アクセスあって1反響あるかどうかです。なので、「世田谷 不動産」というキーワードで1位に表示されたとしても、反響がほとんどありません。

もし、「世田谷 不動産」というキーワードで上位表示するために、月間10万円かけていたとしたらそれで反響が1件あるかないかという状況だったら、年間で120万円を無駄に支払っていると考えることもできます。

そう考えると、SEO対策の費用対効果って果たして合うのかと思いませんか?

このような特定のキーワードが上位に表示されていることはすごく気になることだと思いますが、狙っているキーワードのアクセス数がどのくらいあるのかを知らないでいると、SEO会社さんからの提案を、鵜呑みにしてしまい、せっかく上位に表示されたとしても反響がないという結果になってしまいます。

なので、「エリア名×不動産」とか
    「エリア名×戸建」

などのキーワードでSEO対策するにしてもほとんど効果がありません。さらに、これらのキーワードは比較的上位表示されずらい時代になっています。あなたも、「エリア名×不動産」で検索してみてください。ほとんどは、スーモやホームズなどのポータルサイトで検索結果が独占されていると思います。そのようなエリアはますますSEOのみで反響が取れにくい時代となっています。

では、どうしたら反響がとれるの?
反響をとるのに、どうすればいいの?

ということを知りたい方は、以下のページを参考にしてください